私の教員生活は、都立の定時制高校の教諭をスタートに、都立高校・私立学校を含めると8校、さらに教育委員会に2年間、統括校長として中学校を1校とするなら、計10校となります。最後は法人の総学校長として6校の経営に携わり、様々な経験をさせていただきました。今考えると、教員生活も学校経営も、気付きと実行によって成果を残すことができたと考えています。そんな私の具体的な経験談を記載し、何か少しでもお役に立てれば幸いですし、「何をバカなことを」とお思いの方は目を瞑ってお笑いいただき、ご容赦願います。
先ず、気付きの根底には生徒(子供たち)が好きであることが絶対条件です。生徒が何を欲しているのか、そこを考え具体化していくことが教師としても経営者としても大切だと考えます。勿論保護者に対しても、教職員に対しても同様です。学校を良くしていくのは生徒、保護者、教職員が前向きに取り組める環境作りなのです。
いよいよ次回から具体的実践例を紹介していきます。