
前回、剣道ではなく柔道を選んだところまでお話しました。
学校のすぐ近くに武道館があり、その中に武道学園があります。学校の仕事を終えてから毎日6時30分から練習が始まります。これも九段に来たなら当たり前と言われました。
当時教えて頂いたのは髪が長くスラットした綺麗な女性の先生でした。入って最初に先生と乱取りをした時には、私も腕力には自信があり、何とか投げられるのではないかと思ったのですが、組んだ途端に投げ飛ばされ、アッという間に10回以上投げられました。
この華奢な体のどこにこんなに力があるのか不思議の一言と結構ショックでした。実は後で知ったのですが、当時の女性では大変強い方でした。この時、人は見かけで判断してはならないと深く心に刻みました。
仕事と武道の掛け持ちは大変で、当初の約束通り1年で辞めたいと思っていました。しかし、同期で入った仲間もでき、何故かその後約20年間続けることとなります。
途中で武道学園の講師になったり、世界で77番目の四段になったり、女子の国際審判員の候補になったり、まさに激動です。柔道は教頭試験に合格してキッパリ辞めました。
何でもチャレンジしてみることは大事なことだと知りました。結構波乱にとんだ生き方をしているでしょう。


