注:以下の内容は個人的な感想であり、所属する組織の見解や法令等に基づくものではありません

 

コロナ禍での大学の授業を対面にするか遠隔授業にするかで割れている。

文科省は遠隔授業に便宜を図りつつも、対面での実施を推奨している。

大学も対面に戻したいのはもちろんだが、特定のキャンパスでクラスターが発生したら風評被害が出て大変だ。マスコミも有名大学でクラスターが発生したら喜々として責任問題を持ち出すだろうし。やれるものならとっくにやっているというのが本音ではないだろうか。

キャンパスに行かないことで問題となるのは、実験実習ができないこと、人と人の関りが無くなることで、対面で授業が受けられないということ自体は枝葉末節に感じる。

某テレビ番組で心理学者が紹介していたある実験では、新生児に生きるために十分な生活環境を与える代わりに保育者とのコミュニケーションを取らない生活をさせたら、全ての新生児が2年以内に死んでしまったという。また、人との会話が無くなると脳が委縮するとか機能が衰えると言うから、キャンパスに通うことは、学ぶこと以外にも学生が人と接して人格を形成する場として必要なのだろうと想像できる。

 

他に、政府が立ち上げる10兆円規模の「大学ファンド」のことが書かれている。資金獲得に国を挙げて取り組むということか。寄付金なら利息や配当の支払いが必要ないが、ファンドは利益の分配が必要になる。非営利の学校から利益を生むのは難しいが、学校も利益を生まなければならないと国が認めたことは大きい。個々の大学も営利活動をしなければ生きてはいけない時代である。

 

あざみ:花言葉は「独立」「厳格」。開花期は4月ー7月とあるが、添付の写真は11月の高尾山。