注:以下の内容は個人的な感想であり、所属する組織の見解や法令等に基づくものではありません

 

小学校の教員の働き方改革について書かれている。

文科省の中央教育委員会が2019年1月に出した答申に、長時間労働の是正策として教科担任制の充実が謳われていると書かれていたので確認したところ、「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申)」が見つかった。答申の概要を見ると、勤務時間管理の徹底、健康管理を意識した働き方改革の促進、教師の業務の明確化・適正化、学校の組織運営体制の在り方等々の見出しが並び、変形労働制という言葉も出ている。

 

私の子供がつい最近、卒業した地元の小学校で教育実習を終えたばかりだが、約1か月、ノー残業デー以外は夜8時頃に帰ってくるのがざらだった。歩いて数分の職場だから、電車で通勤であれば帰宅時間はもっと遅くなる。サラリーマンとしてはごく普通かも知れないが、どうも学校(特に公立)という職場は特殊な環境で、良くも悪くも効率重視の企業とは違っていたようだ。そういう視点が欠けていたのか、役所の頭が固くて改革できなかったのかわからないが、ここにきて改革策の1つとして小学校の教科担任制が出てきたようだ。教科担任制自体は2000年頃から部分的に導入されてはいたようであるが、メリットがあると判断して全国的に展開されるのだろう。確かに、1人の先生がほとんどの教科を教えるのは大変で、科目に特化する方が効率が良い。まさにアダム・スミスが言った分業による効率化がここでは当てはまる。

効率追求だけでは良い教育は行えないだろうが、空いた時間を使って授業の質を高められるなどメリットが上回るのであれば改革すべきである。

 

また、保護者はモンスターペアレンツにならないよう注意すべきである。建設的な意見は必要だが、言いがかりのクレーム対応で教師が貴重な時間を取られ精神的なダメージを受けては教育が疎かになってしまう。

 

私が小学生の時は毎日放課後に先生とソフトボールをして遊んだ。たまたま文教地域で友達の多くが四谷大塚などの進学塾に通っており先生も楽だったのかもしれないが、提出物を忘れるとビンタされるのが当たり前で、親も叱ってくれてありがとうと言っていた時代だった。今の先生はつくづく大変だと思う。

アサガオ:花言葉は「はかない恋」、秋の季語…Wikipediaより