例えば会計に関して言えば、有価証券報告書と学校法人の決算書一式という限られた比較ではあるが、上場企業と異なり確かに大学の情報公開は限られている。

今まで学校法人の監査をしてきたが、外部に情報を開示するということに積極的とは言えない。

インターネットがここまで発達したいま、発信しようと思えばいくらでもできるし、これからは積極的に発信していかなければ埋もれてしまって経営を続けられなくなる。ネームバリューがない学校なら死活問題である。但し、財務内容を詳しく開示するだけでは情報の受け手とのギャップが生まれるだろう。

以前、「統合報告書」について研修会で聞いたことがある。企業では採用されているが、日本の学校では聞いたことが無い。その研修会で聞いたときは東大だけが作っていた。企業の有価証券報告書や学校の事業報告書とは異なる情報開示の形である。

ちなみに講師は吉田豊氏(㈱IRコンサルティング 代表取締役)。