注:以下の内容は個人的な感想であり、所属する組織の見解や法令等に基づくものではありません

大学が教える学問の中に変化が起きている、という内容である。
いわゆる「ご当地学」というもので、その地域の主力産業や文化を学問として探求し、学生に理解を深めてもらう取り組みが広がっているそうだ。

紹介されているのは新潟大学と神戸大学の「日本酒学」、同志社大学の「(教養教育科目の中の)京都科目」。地元企業などと連携して講義をし、理解を深めており、人気を博しているそうだ。

私個人は社会人になってから「日本酒の学校」に通ったことがある。こちらは仕事が終わった社会人が座学のあと日本酒の利き酒をしたり、休日に酒造会社を見学したりする会だったが、日本酒離れに危機感を持った神田の酒販店の社長が日本酒の理解を深めてもらおうと企画したもので、口コミで広がり、特に女性の参加が多く意外に思った記憶がある。

最近では女性の杜氏や酒造会社社長もいて、海外でも日本酒の人気が高まったと聞いている。日本酒だけでなく様々な生産品や文化も、我々は知っていたようでほとんど何も知らなかったのかも知れない。若者よりも、むしろ大人の関心の方が高い気もする。高等教育の見直しのポイントとして地域振興への寄与が挙げられているが、シナジー効果というか、うまく作用すると良いと思う。